講演会「LGBTQ+のこどもとおとな〜”生きづらさ”をなくすために、まわりの人たちにできること」

にじいろほっかいどうでは、自殺防止対策事業の一環として、講演会「LGBTQ+のこどもとおとな〜”生きづらさ”をなくすために、まわりの人たちにできること」を、2月12日(月休)に函館で開催します。

 

多数派とは異なる性のあり方を持つLGBTQ+当事者の中には、周りからの偏見や無理解にさらされ、”生きづらさ”を抱える人が多く存在します。

また多数派の人々に比べて、「自殺を考えたことがある」「自殺未遂をしたことがある」という割合が高いのも事実です*。

実生活での”生きづらさ”に加え、ネット上での事実に基づかない誹謗中傷などに、神経をすり減らす当事者も少なくありません。

 

しかしその”生きづらさ”は、当事者の力だけでは、なくすことはできません。当事者を取り巻く人々、そしてすべての人々がこの課題に気づき、解決のためにともに行動していかなくてはなりません。

今回の講座では、「LGBTQ+のこどもとおとな」が持つ”生きづらさ”について、まわりの人々が解決のためにできることをともに考えます。

 

会場(北海道教育大学函館校)での参加と、zoomによる参加のどちらかが選べます。多くの方にご参加いただければと存じます。

 

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「LGBTQ+のこどもとおとな〜”生きづらさ”をなくすために、まわりの人たちができること」

日時:2024年2月12日(月祝)13時30分〜16時30分

開催形態:会場・オンラインのハイブリッド開催

会場:北海道教育大学函館校 第2講義室(函館市八幡町)

オンライン:zoom(前日までにURLをお送りいたします)

参加対象者:学校関係者、行政関係者、自殺防止対策に取り組む方々、その他関心のある方どなたでもご参加いただけます。

講師:皆川 洋美 氏(きたあかり法律事務所・弁護士)

講師:木村 育恵 氏(北海道教育大学函館校・教授)

パネリスト:前田 邦博 氏(NPO法人プライドハウス東京・理事)

司会・進行:国見 亮佑(一般社団法人にじいろほっかいどう・理事長)

 

主催:一般社団法人にじいろほっかいどう

協力:NPO法人プライドハウス東京

後援:函館市・函館市教育委員会・渡島総合振興局・渡島教育局・北海道教育大学

参加費:無料

*事前申込が必要です。こちらのgoogleフォームからお申し込みいただけます。 

 

◯この事業は、「令和5年度(令和4年度からの繰越分)新型コロナウイルス感染症セーフティネット強化交付金(民間団体実施分)「孤独・孤立対策のための自殺防止対策事業」の一環として行なっています。

 

*…「LGBTQの子ども・若者調査2022」(認定NPO法人Re:Bit)によると、この1年間に自殺を考えた人が10代で全体の48.1%、20代で40.3%、30代前半で31.4%。自殺未遂をした人が10代で14.0%、20代で7.5%、30代前半で7.4%という結果が出ています。詳しくはこちらをご覧ください。